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  • 執筆者の写真ゼミ 蜂巣

春学期終了:1期生報告


こんにちは。1期広報班の大島です。

2017年度春学期が終わりました。

ポスターの配布活動があったので、その関係でスケジュール変更も多々ありましたが、無事に終えることができました。

春学期を通して、1期生はJ.ロバーツ『現代企業の組織デザイン:戦略経営の経済学』、2期生はM.ヒット他『戦略経営論:競争力とグローバリゼーション』を輪読しました。

1期生は、新しい試みであるメンター制度が始まったことで、自身の発表をするだけではなく、ペアになった後輩へアドバイスをしたり、就職活動でそれぞれ個別に活動したりと、昨年とは違った形で活動をすることになりました。

2期生達は初めての発表とは思えないくらい堂々と発表できており、それが1期生の刺激にもなりました。先輩となった1期生は、それぞれが2期生に負けないようにと努力をしていた印象を受けました。

3年生は、輪読の他に自己分析や今後就職活動で問われるであろう「学生時代頑張ったこと」を発表するなど、就職活動を視野に入れた活動も行いました。

その際、先生や就職活動を終えた4年生から個別にアドバイスをいただくことも出来ました。5月にも同様の発表を行いましたが、その2か月後である7月には前回よりも良い発表が皆できていたように思います。

2期生は、一回目の発表からしっかり準備し、堂々と人前で発表できるなど、レベルが高い印象がありましたが、回を重ねるごとにさらに成長した姿を見せてくれました。発表姿勢だけでなく、スライドも工夫して作られており、後輩の2期生の成長から学ぶことがたくさんありました。

春学期が終わったので、しばらくゼミ活動はお休みになります。次は夏合宿でそれぞれ発表があるので、それに向けて研究に励もうと思います。

皆さま、良い夏休みを。

 

■教員より

1期生の皆さん、春学期おつかれさまでした。

皆さんが輪読したジョン・ロバーツ『現代企業の組織デザイン:戦略経営の経済学』は、経済学の理論をベースに書かれた非常に難しい、しっかりしたテキストです。

皆、発表担当の何日も前にテキストを読み、分からない所は何度も研究室に来て質問し、理解した上で発表できていました。

前の章を理解していなければ後ろの章を理解できないので、自分の担当相以外の部分もちゃんと事前に読んでおり、そして発表者は皆が理解しやすいよう工夫して発表するという全体として素晴らしい規範が出来上がっていたように思います。

さらには、その理論を使って、梅雨時に1ヵ月皆で頑張った北区プロジェクトの「戦略と組織」を検証するという、理論と現実のバランスに優れたゼミ活動であったと思います。

輪読の際には、つねに皆が驚くような綺麗なスライドを作り皆の模範となる大島さん。

プロジェクトで全体と細部に渡って信じられない程の働きを見せたリーダーの北林さん。

情報収集・コミュニケーション・分析を通じて独自の高い貢献をした森下さん。

それぞれが自ら動き、重要な活路を切り開いた加納くん、吉井君、栗林さん。

写真を通じて対外的な発信を担った有川君と西川さん。

後輩としっかり関わりプロジェクトで学年を超えた上下の連携を推進した関君と市口さん。

広報班の方向性の大枠を考え、後輩も巻き込んだ連携を推進した川口さん。

住宅班を結成する際に積極的に参加し、大規模団地へのポスター配布計画を練った青木さんと大塚さん。

輪読で難しい部分を引き受けたり、その理論を通じてプロジェクトを理解しようと努力した田代さん。

そして、輪読やプロジェクト、まさにゼミ全体にわたって言いにくい事も言い、規律を生み、そして柔軟に(難しい)皆のスケジュールを調整して組織にまとまりをもたらした、皆に信頼されるゼミ長の小林さん。

一人ひとりがしっかり個性を生かし、自分の出来る事でゼミという組織に貢献していたように思います。

1期生でありながら、皆が「自分の特性や個性を生かしながら自分と組織を成長させる」、「戦略的に考え、組織的に行動する」というゼミの方針をしっかり行動で示せた春学期であったのではないでしょうか。

秋学期はチーム研究を行います。夏休みにしっかり休み、遊び、秋学期に向けてエネルギーを温存しておいてください。


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