こんにちは。広報班の川口です。
9月23日に岩谷産業 海外事業本部の城悟志氏をお招きし、第1回ゼミ講演会を行いました。
岩谷産業は、LPガスや皆さんおなじみのカセットコンロ用のガスだけでなく、セラミックスや金属などのマテリアル事業、食品や農業などにも多角化を遂げておりますが、産業ガスや水素のリーディングカンパニーとして、近年ではトヨタの水素自動車の成功のカギを握る重要な企業として注目を集めています。
城様は、シンガポールやアメリカにおける岩谷の海外展開をご担当されてきた、まさに「グローバル人材」。
講演会では、岩谷産業の多角的な事業のお話だけでなく、城様の海外でのビジネス経験や生活のお話をうかがうことができました。
経営学部で企業やビジネスについて学んでいる学生として、実務家から直接お聞きしたお話はとても新鮮で、得がたい貴重な機会となりました。
今回の講演会では、城様ご自身の社会人としての経験や学生へのアドバイスなど、ゼミ生にとってとても身近な話題を、普段のゼミの時間と同じようにラフな雰囲気で進めていただいたため、学生からも多くの質問が出ました。
例えば、岩谷産業の産業ガス・機械事業とマテリアル事業について、どのように関連性があり多角化が進んだのかといった経営学的なテーマから、国内または海外転勤で苦労したこと、よかったこと、これから始まる就職活動で大切なこと、などなど…。
実際に企業で働いている方のお話を聞くことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
講演会が終わったあとには、城様を囲んで蜂巣先生とゼミ生で焼肉を食べにいきました!
講演会のときには聞きにくいようなお話なども、懇親会ではざっくばらんに伺うことができ、楽しい時間を過ごしました。
この講演会は、就職活動が来年に迫った3年生にはもちろん、これから自分の目標を定めていく2年生にも、社会で働くとはどのようなことか改めて考えるきっかけとなったのではないでしょうか。
お忙しいなか蜂巣ゼミのためにご講演いただいた城様に、ゼミ員一同、改めて感謝いたします。
【教員コメント】
今回の講演会を通じて、カセットコンロのガスや水素で有名な岩谷産業について、とくにマテリアル事業など文系の学生が普通に生活していては知りえないビジネスの面白さを知ることができたのではないでしょうか。
城様はシンガポールやアメリカなど重要な海外拠点でのご経験が豊富で、そのようなお話を伺うことができたので、皆さんにとっても良い刺激になったものと思います。
ゼミを通じて、さまざまな理論(視点)を身につけるだけでなく、さまざまな企業やそのビジネスについて勉強していきましょう。
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